マイルで行く家族旅行、そこにあったのは”お得”より大切なもの。

「マイルって、お金持ちや出張が多い人が貯めるものですよね?」

どうでしょう?

そう思っていませんか?

日常の買い物や支払いをしても、マイルなんて自分には関係ない。

そんなふうに感じている人もいるかもしれません。

私もそうでした。

小さな子どもがいると
家族旅行は
「楽しみ」
よりも
「体力勝負」!!

気合いじゃ!!!

車移動では渋滞に疲れ、新幹線では子どもが飽きてしまう。

パパー疲れた
パパ帰りたい
まだつかない?

だまっっとれ〜〜

もう着くから〜〜〜〜

しゅん。。。

旅行の移動で不穏な空気に、、、

これよく見る光景。

実際、こんな調査結果が

調査のように、「旅行は好きだけど、移動が大変で…」と感じている親御さんはきっと多いと思います。

そこで今回、マイルに命をかける女、今井さん
マイルについてお話を伺いました。

まじですごいですよこの人!!

すごく勉強になりました!

インタビューで気がついたのは
マイルは”贅沢の象徴”ではなく、家族の時間を豊かにする仕組みだということです。

この記事では、今井さんの実体験をもとに、

  • マイルをどのように貯めているのか
  • LCC(格安航空)との違い
  • PayPayポイントと比較したときの「体験としてのお得さ」

を、わかりやすく解説していきます。

特に、

「小さな子どもがいるけど、もっと気軽に旅行したい」
「家族の移動を、少しでもラクにしたい」

そんな方には、きっとヒントになるはずです。

この記事を読み終えるころには、

「マイルって、うちの家族にも使えるかもしれない」

そう感じていただけると思います。

今井さんをもっと知りたい
  • 医療ライター・薬剤師
  • マイル活用で家族旅行を楽しむ
  • 医療ライター向け添削サービス提供

今井さんプロフィール

今回お話を伺ったのは、関西にお住まいの今井さん。

小学3年生と2年生、2人の子どもを育てるお母さんです。

今井さんとは1回だけお会いしたことがあるんですけど
コミュ力高い薬剤師です。

やっぱり医療職の人ってすごく喋るからおもしろいです笑

今井さんは医療ライターの先輩でもあるんですけど
そのつながりで知り合いになりました。

もともと旅行が大好きで、学生のころから「知らない場所を歩くこと」が何よりのリフレッシュだったそうです。

ただ、子どもが生まれてからは、旅行のハードルが一気に上がりました。

今井

荷物は多いし、子どもは飽きるし、親は体力勝負。
旅行は好きだけど、正直”気合い”が必要でしたね(笑)

そんな今井さんはお得に旅行は行けないかと考え、家計の支払いを少しずつカードにまとめ、マイルを意識的に貯め始めました。

調べていくうちに、マイルにはキャンペーンや提携ルートなど”効率よく貯めるコツ”があると知り、
同じようにマイルを貯める人たちのコミュニティにも参加するようになったといいます。

今井

そのコミュニティには、90万マイル貯めるような”達人”もいるんですよ。
みんな、旅を軸に仕事や生活を整えていて、すごく刺激をもらえます

今井さん自身は、「マイルで贅沢な旅をしたい」というよりも、
家族旅行を”無理なく続けるための工夫”としてマイルを活用しているタイプです。

今井

私はいろんな場所に行ってみたいタイプなんです。
だからファーストクラスよりも、マイルで”次の旅に行ける回数”を増やしたいんです

マイルを使えば、家族での飛行機移動が快適になる。
移動の負担が減ると、旅行そのものがもっと楽しくなる。

それが今井さんがマイルを貯め続ける理由です。

ちなみに90万マイルあれば世界一周は余裕だと、、、

すげぇ。。。

マイルとの出会いと貯め方

今井さんがマイルを意識し始めたのは、「旅行を少しでも快適にしたい」という思いからでした。

最初は、アメックスカードで日常の買い物をして、ポイントをマイルに変える。
その程度の軽い気持ちだったそうです。

今井

最初は”どうせ貯まらないだろう”くらいの感覚でした。
でも、気づいたら思っていたより早くマイルが貯まっていて。
“あれ?これ、意外と使えるかも”と思ったんです

それからは、食費・光熱費・通信費など、日常の支払いを少しずつカードに集約。
自然とマイルが貯まる仕組みを作っていきました。

マイルの世界は”人柄”が出る

マイルを貯めるようになってから、今井さんは「マイル好きの人たちの世界」にも興味を持つようになりました。

マイルの世界には、本当にいろんなタイプの人がいます。

そこには、“お得”の枠を超えて、人柄がすごく見えるんだとか。

たとえば

  • 旅を中心に仕事を選ぶ人
  • ポイントサイトやキャンペーンを駆使する人
  • 移動そのものを楽しむ人
  • ホテルを”旅の主役”にする人
今井

みんな、マイルを貯める”理由”が違うんですよね。
でも共通してるのは、”旅を通して人生を楽しみたい”という気持ちです

マイルは、単なる節約術ではありません。

人によっては、働き方や生き方そのものを変えてしまうほどの「旅のモチベーション」でもあります。

今井さんのマイルライフ

今井さんは
「マイルで贅沢をしたい」というよりも、
「マイルで”行ける回数”を増やしたい」
という考え方。

今井

私はいろんな場所に行ってみたいタイプなんです。
だからファーストクラスよりも、家族で何度も旅行できる方が嬉しいんです

そのため、カードのキャンペーンや提携ルートを上手に使いながら、
家族旅行を続けるための工夫をしています。

たとえば、新幹線で頑張れば行ける距離でも
マイルを使って飛行機で移動時間を短縮し、子どもが飽きない工夫をすることも意識しているそうです。

なるほどな〜〜〜〜〜〜

これは真似したい!と思いましたね。

何より移動が親と子供にとって一番大変。

だから、マイルを使う。

マイル使用方法の最適解かもしれん。

LCCの現実とマイルの”快適さ”

今井さんがマイルを活用するようになってから、いちばん実感しているのが
「移動の快適さ」です。

家族旅行でLCC(格安航空)を利用したときと、ANAやJALを利用したときの違いは、思っていた以上に大きかったといいます。

今井

LCCだと座席が狭くて、子ども連れだと少し大変なんですよね。
モニターもなくて、子どもが退屈してしまうこともあって…

それもかー

あまりにも飛行機を使わなすぎて考えたこともなかった視点。

実際に比較してみると、違いは数字にも表れます。

比較項目LCC(例:ピーチ、ジェットスター)ANA/JAL(エコノミー)
シートピッチ(座席間隔)約71〜74cm約79〜86cm
モニター・USB電源なしあり(多くの機体で)
手荷物制限厳しめ(7kg前後)比較的ゆるい(10kg前後)
サービス有料オプション中心飲み物・おしぼりなど無料
座席指定有料一部無料(予約時に選択可)

たった10cmの差でも、子どもが膝を伸ばせるか、
親が荷物を足元に置けるかが変わってきます。

今井

空港での待ち時間を入れても、飛行機のほうがラクなんです。
子どもも景色を見たり、モニターで映画を見たりして過ごせるので、時間の”質”がまったく違いますね

LCCはもちろん価格面での魅力があります。
家族4人での旅行なら、数万円単位で差が出ることもあります。

けれど、今井さんは「お金の問題だけじゃない」と。

徹底してQOLを求めていますね。

今井

小さい子どもがいると、長時間の移動ってそれだけで体力を使うんですよね。
だから、”快適に移動できる”というのは、私にとってすごく大きいポイントなんです

また、LCCでは手荷物の制限が厳しく、子連れだとベビーカーやおむつなどの荷物で苦労することもあります。

その点、ANAやJALではサポート体制が整っていて、搭乗前後の安心感が違うといいます。

マイルを貯めて飛行機に乗るというと
「お得に旅行するため」
と思われがちです。

けれど、今井さんにとってはそれ以上に
家族が笑顔で移動できる時間
を増やすための選択。

LCCが「移動のコストを下げる手段」だとすれば、
マイルは「移動のストレスを下げる手段」
なのかもしれません。

そこで僕は思いました。

マイルで得られるのは「無料のチケット」ではなく、
「余裕のある時間」や「子どもの笑顔」といった
数字にできない価値。

だから今井さんは今日も、コツコツとマイルを貯めています。

羽田⇔広島家族旅行で考える”リアルなマイル価値”

「家族旅行をもっと気軽にしたい」

そんな思いでマイルを活用している今井さんに、具体的にどのくらいのマイルで旅行ができるのかを伺いました。

そこで羽田から広島へのフライトをマイルで利用するとどうなるのか
試してみました。

羽田から広島間は、国内線の中でも距離・所要時間ともにちょうど良いバランス。
新幹線だと3〜4時間かかるところを、飛行機なら約1時間で到着します。

家族3人分に必要なマイル数

僕の家族構成は、大人2人+子供2人(うち下の子は2歳で膝上)。
この場合、必要なマイル数は次の通りです。

シーズン片道(1人)往復(1人)家族合計(大人2+4歳児1人)
ローシーズン5,000マイル10,000マイル約30,000マイル
レギュラーシーズン6,000マイル12,000マイル約36,000マイル
ハイシーズン7,500マイル15,000マイル約45,000マイル

だいたい3〜4万マイルあれば、家族3人で羽田と広島を往復できます。

飛行機代が浮くと、その分をホテルや現地の食事に回せるのが嬉しいですね。

現金で同じ区間を購入した場合、家族3人でおよそ12万円前後。
つまり、1マイル=約3.3円分の価値がある計算になります。

マイルを貯めるリアルなシミュレーション

では、実際にこの3〜4万マイルを貯めるには、どれくらいの生活支出が必要なのか。

日常生活の支払いをカードにまとめる前提で試算してみました。

支出項目月額目安還元率月マイル年間マイル備考
食費・日用品¥70,0000.5%3504,200家族4人分の生活費
光熱費・通信費¥30,0001.0%3003,600電気・携帯・ネットなど
教育・保険¥30,0000.5%1501,800習い事・保険料
外食・レジャー¥20,0001.0%2002,400提携店利用で加算あり
クレカキャンペーン5006,000年間特典・キャンペーン分
合計¥170,000/月平均0.7%約1,700マイル/月約35,000マイル/年約1年で家族旅行分に到達

食費や通信費って、どうせ毎月払うものなので、
それをまとめてカード払いにするだけで1年に1回旅行できると思うと、ちょっとワクワクしますね。

さらに、下の子がまだ2歳なので、膝上で無料。

今がいちばんマイル旅行しやすい時期だと確信しました。

子どもが成長すると、1席=1人分のマイルが必要になります。
つまり、「子どもが小さいうち」は、家族旅行をマイルで楽しむ絶好のタイミングなのです。

PayPayポイントとの比較:旅の価値はマイルが圧倒的

ちなみに僕は楽天ポイントとPayPayポイント派でした。

1年間で3万ポイントくらい貯まります。

マイルも、つい「ポイントと同じようなもの」と思ってしまいます。

たしかにどちらも”貯めて使う”仕組みではありますが、マイルとPayPayポイントの違いは「使ったときの価値」です。

同じ家族旅行を「PayPayで行く」とどうなる?

仮に、羽田⇔広島を家族3人で往復した場合、現金での航空券代はおよそ12万円前後です。

この費用をすべてPayPayポイントでまかなうとすると、12万ポイント=12万円分が必要になります。

PayPayカードの基本還元率は1%。
つまり、12万ポイントを貯めるには約1,200万円の支出が必要です。

いやそれは無理。

もちろん、高還元キャンペーンを使えば効率は上がりますが、
それでも日常生活だけで貯めるのはなかなか難しいですね。

一方で、マイルならどうか

同じ12万円分の航空券が、約36,000マイルで手に入ります。

マイル還元率はおおむね0.5〜1.0%。
日常支出やキャンペーンを組み合わせれば、年間で3〜4万マイルを貯めるのは十分可能です。

ポイント貯めるならマイル一択!!

比較項目マイルPayPayポイント
必要量(家族3人・往復)約36,000マイル約120,000ポイント
還元率0.5〜1%1〜5%(高還元時)
実質価値1マイル=約3円分1ポイント=1円固定
必要支出(目安)200〜400万円240〜1,200万円
利用シーン航空券・ホテル・アップグレード飲食・公共料金など日常利用
お得度(旅行換算)約3倍の価値等価(現金同等)

PayPay=節約のため
マイル=体験のため

使ったあとの満足度がまったく違いますね。

PayPayポイントは、コンビニや公共料金の支払いなど、日常の中で気軽に使えるのが魅力。

一方で、マイルは”非日常”を生み出す力が!!!!

同じお金を使うなら、”節約”よりも”思い出”を生む方に回したい。

そんな考え方が、マイルの根底にあります。

マイルを使えば、

  • 子どもが退屈しない快適な移動
  • 夫婦で景色を眺めながら話せる時間
  • 現地で少し贅沢な食事を楽しむ余裕

そうした“旅の質”が変わります。

たしかに、PayPayは便利です。

でも、マイルは”便利さ”ではなく“豊かさ”を生むポイント。

僕の中でPayPayからマイルへの乗り換えが確定しました!

まとめ

今井さんの話を聞きながら、何度もうなずいてしまいました。

僕にも、4歳と2歳の子どもがいます。

家族でどこかへ出かけるたびに思うのは「移動の大変さ」です。

電車ではベビーカーをたたんだり、車では子どもが退屈して泣き出したり。
目的地に着くころには、もう親の体力が尽きてしまう。

そんな経験、ありませんか?

今井さん話を聞いていると
「マイルを使うと、”我慢の移動”が”楽しみの時間”になる」
と思いました。

たしかに、飛行機ならモニターを見て笑う子どもの横で、
親も少しだけ座ってコーヒーを飲む余裕が生まれます。

ただそれだけのことなのに、家族の空気がまるで違う。

快適さって、贅沢のためのものじゃない。
家族の笑顔を守るための、小さな余裕なんだと思いました。

そしてもう一つ、今井さんの話を通して感じたのは、
「マイルは”家族で過ごす時間”を増やすための仕組み」だということ。

移動費が浮けば、もう一泊できる。
交通費を抑えられれば、次の旅行が近づく。

その積み重ねが、”家族の思い出”を増やしていくのだと思います。

今井さんのもうひとつの顔

実は今井さん、普段はWebライターとして活動しています。

医療分野の記事執筆を中心に、
「専門知識をわかりやすく伝える」ことを得意とするライターさんです。

また、現役の医療ライターや医療職の方に向けて、
「医療ライターのための添削サービス」も行っています。

文章力を磨きたい人、専門性を活かして発信を始めたい人にとって、
今井さんのアドバイスはきっと大きな支えになるはず。

今井さんをもっと知りたい
  • 医療ライター・薬剤師
  • マイル活用で家族旅行を楽しむ
  • 医療ライター向け添削サービス提供
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする